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【受賞】2020日本パッケージコンテスト入賞 包装設計課
2020/10/09
日本の優れたパッケージングとその技術を開発普及することを目的としている、公益社団法人日本包装技術協会(JPI)主催の「2020日本パッケージコンテスト」にて、弊社包装設計課の作品が、工業包装部門賞に入賞いたしました。
作品名は「衝撃値低減仕切り」です。
この作品は、環境配慮と機能緩衝材の両面での効果が出せること、サイズ・重量が異なる製品6点(通信機器モジュールパーツ)を共通化して使う事のできる輸送形態を目的に開発しました。
5つの特徴として、
1.オール段ボール
すべて段ボールにすることで、安価で軽量、リサイクル処理を可能に。
これによってコストを82%削減。
2.繊細な突起部のある製品の共通化
IT精密機器6点を仕切り材を用いることで収納数を増やし、一つの箱に収めた。
3.緩衝性の向上
仕切り材に※緩衝窓(切りかけ)を全12か所に付与したことで、接触部の衝撃値を25%削減。
4.保管効率の向上
簡単に分解・組み立てが可能で、保管スペースを80%削減。
5.輸送効率の向上
仕切り材によって、製品6点を一つの箱に収められるため、輸送費を34%削減。
このように弊社では包装資材を様々な視点で改善することが可能です。
▼トヨコンの包装設計について